1.革製品のアフターサービス・修理について
当社革製品は全て永久保証です。お買い上げ頂いた商品は、末永くご利用になっていただくために、修理の依頼を随時受け付けております。修理が必要な場合はお買い上げの販売店にご依頼の上、購入時に付属されております保証書をご掲示ください。
革表面の傷、凹み、変色、磨耗、革の剥がれ、破れ、毛皮の毛抜け等、及び他社製品は修理できません。
故意や事故を除く通常の使用でおこりうる破損等は修理させて頂きます。
糸のほつれ、ボタンの破損など丁寧にリペアさせて頂きます。
但し、紛失、消失・消耗部分の部品代等(コンチョ、金具など)は、ご負担お願い致します。
金具等の交換部品は全て新品を使用します。なお、修理工程で発生する表面の傷、凹みは保証できません。
修理品の往復にかかる送料はお客様負担でお願い致します。
故意や事故による破損の修理代金に関しましては、金額を見積もらせて頂き、ご連絡の上、修理させて頂きます。
2.コンチョについて
当社革製品に付属しております金具は「コンチョ」と呼ばれる米国製の歴史ある本物の古銭や、純銀素材をドーム状にした装飾品を使用しております。数十種類以上のデザインがあり、お好みの物に簡単に付け替えできるようネジ式となっております。ネジにはシリコン製のネジ止めを付着させておりますが構造上使用するにあたり、ネジが緩むことがありますので定期的に工具(2.5mm六角レンチ)を使い増し締していただけるようお願いします。また、コンチョを紛失された場合、部品代はお客様負担となります。
3.レザーウォッチブレス付属時計について
- 【時計について】 時計はクォーツ(電池式時計)で非防水(防水機能はありません)になります。 ムーブメントは信頼性の高い日本製を使用しております。
- 【電池交換について】 電池は最寄の時計店で交換できます。
- 【保証について】 付属の保証書に記入されております、お買い上げ年月日より3ヶ月間有効となります。 保証期間中に故障が発生した場合は、お買い上げの販売店に修理をご依頼の上、保証 書をご掲示ください。保証書は、本製品の直接購入者に限って適用されるものであり、他人に譲渡すること は出来ません。またオークション等で購入された商品は保証の対象外となります。修理叉は交換後の製品保証期間は、元の製品保証期間の残存期間満了日となります。付属の保証書は、再発行致しませんので、大切に保管してください。また保証書は日 本国内においてのみ有効です。The earranty is valid only in Japan. 保証書は、本製品の故障に対する無償修理叉は交換を保証するものであって、本製品 の使用叉は使用不能によって生じた損害(他の製品への影響、叉はその他の金銭的損 害を含む)に対して当社が責任を負うものではありません。 運送中の製品の破損、損失については、当社は一切の責任を負いかねますので、ご送 付に際しては運送方法に配慮があり、運送記録が保管されている宅配便などをご利用ください。また、返送費用は着払いとなります。次の各項のいずれかに該当する場合、保証期間中であっても無償修理叉は交換は致しません。
- 保証書のご掲示がない場合
- 保証書の所定事項の未記入、字句を書き換えられたもの及び販売店名の表示の無い場合
- お客様によるお買い上げ後の誤用(水濡れ等/防水性はございません)乱用(落下時/耐ショック性は有しておりません)取り扱い不注意による故障
- 電池消耗による誤作動、停止等(初期セット電池は機能検査用のモニター電池です)
- 火災、地震、水害、落雷、その他の天災事変、電池の液漏れによる故障および損傷
- 消耗品類の交換
4.修理品の納期について
修理の納期は、通常約30日になります。ただし、破損の具合や工房の込み具合によって異なりますので、この限りではありません。修理が完了次第、ご連絡の上発送致します。実費による修理代金に関しましては、代引きのみとさせて頂きます。送料(¥660)と代引手数料(¥330)は、ご負担お願い致します。修理代金が無料の場合は、着払いで発送致します。
5.革本来の傷(なめす前の傷)
KC,s(ケイシイズ)の皮革素材は主にヌメ革(タンニンなめし)を使用しております。
ヌメ革は他の革と比べ組織の繊維が非常に密に絡まりあっているので、比較的重いの ですが使い込むほどに繊維がほぐれ、丈夫さはそのままでしなやかに柔らかくなり馴 染んできます。その反面、ヌメ革というものはあからさまに自然の皮膚状態を見せて しまいます。そのため、もともとその動物がもっているしわや傷痕(トラ)、血管が 通っていた跡(血筋)がそのまま革に模様として現れます。
こうしたトラや血筋は自然の皮には付きもので、クローム鞣しならば革を引き伸ばしたり塗装したりして目立たなくすることも可能ですが、ヌメ革の場合はそれがあまりできません。ただ、トラや血筋はそれ自体本革である証拠であり、むしろそれが味わいになったりするため、それほど気にされる必要はないと思います。
もちろんこれを嫌う人もいますが、たいていの人はあまり気にされず、欧米では進んでこれらの痕跡の残っている革を求める人もいます。あまり気になさらずに革本来の味わいと考えて頂ければと思います。